例のDQに関連して。
DQ自体は状況を直に見たわけではないので、それについてはノーコメント。

今回話題にしたいのは、「遅延行為」に関するルーリングです。
Diary Note上でも今回のDQに関連してジャッジを含めた色々な方が「遅延行為」に関するルーリングについて書いていました。
それを色々と読んでみると、私の場合十年以上マジックやっているにも係らず、「遅延行為」に関するルーリングをかなり間違えていたことが判明しました。


<事例1>
1本目終了。残り時間5分で2本目スタート。
1本目を取っているプレイヤーが6回マリガン

→ × 遅延行為。

これに関しては人としてはともかく、ルール的にはOKだと思っていました。


<事例2>
1本目の終盤で既に残り時間わずか。
確実に勝てる状況になったプレイヤーがそのまま1-0で勝つために、あえて止めを刺さずにドローゴー。

→ × 遅延行為

これは結構意外でした。適切な速度でプレーしている限りは全然問題無く、戦術的にありだと思っていました。むしろ「投了しない相手が悪い」くらいに思っていましたが、アウトらしいです。


私が考えていた以上にマジックというのは「スポーツマンシップ」を重んじているゲームだということを、今回の事件で知りました。



しかし、事例2を見ていたら新たな疑問がわいてきました。

こんな事例はどうなるのでしょうか?

<事例3>
1.プレイヤーA、Bが対戦している。
2.1本目はかなり時間がかかった末にAが取る。
3.2本目はお互いに《消えないこだま/Haunting Echoes(M11)》を撃ち合った結果、両者ともに戦場、手札、ライブラリーの全てが基本地形のみになる。
4.お互いドローとセットランド以外することが無いが、ライブラリーの残り枚数の関係上、最終的にBがライブラリーアウトで勝つことは確実。
5.しかし、残り時間はあまり無い。

さて、この状況でAが投了しなかった場合、「遅延行為」のペナルティを食らうのでしょうか?

事例1、事例2を見る限り、「遅延行為」のペナルティを食らうような気がしますが、「投了しない」という行為に対してペナルティを出すっていうのはジャッジとしてもかなり抵抗があると思われます。私の個人的対戦の中でも「何があっても投了はしない」っていうポリシーを持っている人にも何人か会ってきていますし。

今度機会があったらジャッジに聞いてみようと思います。

コメント

びぶりお
2010年12月17日20:19

いまさらのいまさらに書き込み。
伝聞も含め、自己判断の部分もあるのですが、事例2については「確実に勝てる」の定義が問題です。
相手のライフが2。手札なし。オープンリソースで攻撃を妨害できるものがなく、自分には殴れるくまがいる。
これが確実に勝てる場です。

相手のライフが3あったら、確実に勝てるではないです。
自分のハンドがカウンター、除去等豊富にもっていても、相手の手札が1枚あれば確実に勝てる場ではないです。

3の場合、これは確実に自己判断ですが、投了しない事は遅延ではないがゲームを停滞させるような行為(長考や手順省略等を過度に差し止める行為)をするのなら遅延かと。

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