北方行3日目(2/16)-前篇-
2014年2月19日 日常朝起きてカーテン開けてみたら、昨日ほどではないけど相変わらず雪がチラホラ。
まずはネット&テレビで情報収集をする。
天気予報を見ると、雪は午前中くらいでやむ見込み。
しかし、長野道・中央道は相変わらず通行止めのまま。
ここで選択肢が3つ。
1.長野道・中央道の通行止めが解除になるまで待ってから帰る
2.一般道で帰る
3.さらにもう一泊
1.は楽そうだけど、いつ解除になるか見当がつかないし、解除にならなくて帰れなくなった時が問題なので却下。
3.は一番の安全策だけど、現在は仕事の繁忙期。当初は16日も仕事に行く予定でした。その状態でもう一日は休みにくいものがあります。
そんな事情もあって、折角だから2の選択肢を選ぶぜ!
というわけで一般道で帰ることにする。
同じ飲み会に参加した人で、15日のうちに長野から阿智まで一般道で帰った人がいたので、多分今日も大丈夫だろう、という推測で出発。
しかし、「高速道路で帰る」というのがやはり理想で、もしかしたらワンチャン通れるかも、
と思い、未練がましく一応長野ICへ行ってみたけどやはり真の護身が完成通行止め。
いよいよあきらめて、今度こそ一般道での帰宅へ。
まずはナビを起動させる。
何回かこのブログでも書いていますが、私は極度の方向音痴です。
初めて行くところだとほぼ確実に迷いますし、何回か行ったことがあるところですら迷ったりするレベル。
そして、長野市から家は今まで何回も往復していますが、毎回高速道路を使用しているため、一般道路で行く場合の経路はよく知りません。完全にナビだけが頼りの道中。
とりあえず19号まで戻されるんだろうか、と思っていたら18号へ誘導される。
そのまま18号を進んで千曲市へ。そして、途中で右折して403号へ。
403号に入った途端、いきなり道路の雪の量が増えてきて不安を覚えるも、ナビを信じるしかない私はそのままひたすらおおせのままに。
しかし、だんだんと周りの風景が変わってくる。徐々に人里から離れていき、明らかに山へ向かって進んでいく。それにともない人家が減っていき、最終的に全く無くなる。
そしてとうとう、つづら折りとなった山道を登り始めることになる。
道の案内看板から察するに「聖高原」へ向かっているんですけど。
このナビ、俺の生命(タマ)を殺(と)りにきていやがる…。
しかし登り始めてしまっては今更引き返すことも出来ないので、真冬の雪深い山道でヒルクライムを体験。
除雪はしてあるものの、とてもかき切れるようなレベルの降雪量ではないので、路面には大量に残っている状態。上りなので下手に停まったりすると身動きとれなくなって嵌ってしまうので強すぎず弱すぎずの微妙な加減をしながらアクセルを踏み続ける。他の車に全然遭遇しなくて、本当にこれどこに行ってしまうんだろうと思っていたら、あと一息で聖高原、というところで渋滞。
10分ほど待っていてもピクリとも動かないので、車を降りて前を見に行ってみると、登れなくなって動けなくなっている車が通せんぼ。仕方がないので、他のドライバーとも協力して押して脱出させて何とか通れるようになる。
こうして何とかまずは、聖高原にたどりつく。「樹氷」が有名なところですが、そんなところに気を配る精神的余裕もなく今度はダウンヒル。ここからも結局雪だらけで怖い思いをしながらビクビクと。
麻績村、筑北村とこんな感じで進んでいき、安曇野市で19号へ入る。
除雪されており、道幅は通常よりも狭くなっているけど、雪のない路面を走ることができる。
走行速度は遅めだけど順調に進み松本市へ。
今まで通ってきたところよりも多少は知っているところに入り、安心していました。
「助かった!」とこの時は思っていました。
しかしここからが本当の地獄の始まりでした。
——後篇に続く
まずはネット&テレビで情報収集をする。
天気予報を見ると、雪は午前中くらいでやむ見込み。
しかし、長野道・中央道は相変わらず通行止めのまま。
ここで選択肢が3つ。
1.長野道・中央道の通行止めが解除になるまで待ってから帰る
2.一般道で帰る
3.さらにもう一泊
1.は楽そうだけど、いつ解除になるか見当がつかないし、解除にならなくて帰れなくなった時が問題なので却下。
3.は一番の安全策だけど、現在は仕事の繁忙期。当初は16日も仕事に行く予定でした。その状態でもう一日は休みにくいものがあります。
そんな事情もあって、折角だから2の選択肢を選ぶぜ!
というわけで一般道で帰ることにする。
同じ飲み会に参加した人で、15日のうちに長野から阿智まで一般道で帰った人がいたので、多分今日も大丈夫だろう、という推測で出発。
しかし、「高速道路で帰る」というのがやはり理想で、もしかしたらワンチャン通れるかも、
と思い、未練がましく一応長野ICへ行ってみたけどやはり
いよいよあきらめて、今度こそ一般道での帰宅へ。
まずはナビを起動させる。
何回かこのブログでも書いていますが、私は極度の方向音痴です。
初めて行くところだとほぼ確実に迷いますし、何回か行ったことがあるところですら迷ったりするレベル。
そして、長野市から家は今まで何回も往復していますが、毎回高速道路を使用しているため、一般道路で行く場合の経路はよく知りません。完全にナビだけが頼りの道中。
とりあえず19号まで戻されるんだろうか、と思っていたら18号へ誘導される。
そのまま18号を進んで千曲市へ。そして、途中で右折して403号へ。
403号に入った途端、いきなり道路の雪の量が増えてきて不安を覚えるも、ナビを信じるしかない私はそのままひたすらおおせのままに。
しかし、だんだんと周りの風景が変わってくる。徐々に人里から離れていき、明らかに山へ向かって進んでいく。それにともない人家が減っていき、最終的に全く無くなる。
そしてとうとう、つづら折りとなった山道を登り始めることになる。
道の案内看板から察するに「聖高原」へ向かっているんですけど。
このナビ、俺の生命(タマ)を殺(と)りにきていやがる…。
しかし登り始めてしまっては今更引き返すことも出来ないので、真冬の雪深い山道でヒルクライムを体験。
除雪はしてあるものの、とてもかき切れるようなレベルの降雪量ではないので、路面には大量に残っている状態。上りなので下手に停まったりすると身動きとれなくなって嵌ってしまうので強すぎず弱すぎずの微妙な加減をしながらアクセルを踏み続ける。他の車に全然遭遇しなくて、本当にこれどこに行ってしまうんだろうと思っていたら、あと一息で聖高原、というところで渋滞。
10分ほど待っていてもピクリとも動かないので、車を降りて前を見に行ってみると、登れなくなって動けなくなっている車が通せんぼ。仕方がないので、他のドライバーとも協力して押して脱出させて何とか通れるようになる。
こうして何とかまずは、聖高原にたどりつく。「樹氷」が有名なところですが、そんなところに気を配る精神的余裕もなく今度はダウンヒル。ここからも結局雪だらけで怖い思いをしながらビクビクと。
麻績村、筑北村とこんな感じで進んでいき、安曇野市で19号へ入る。
除雪されており、道幅は通常よりも狭くなっているけど、雪のない路面を走ることができる。
走行速度は遅めだけど順調に進み松本市へ。
今まで通ってきたところよりも多少は知っているところに入り、安心していました。
「助かった!」とこの時は思っていました。
しかしここからが本当の地獄の始まりでした。
——後篇に続く
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